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現在完了形の使い方。たった3つの用法を覚えるだけ!

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今回は現在完了形について学んでいきましょう。

現在完了形とは?

現在完了形には次の3つの用法があります。

  • 継続
  • 経験
  • 完了

例えば「いままでずっと〜である」というのが「継続」、「〜したことがある」が「経験」、「〜したところだ」というのが「完了」になります。

ここで混乱してしまうのは現在完了形という言葉です。
「現在、完了した形」ではありません惑わされないように注意しましょう。

とにかく現在完了などという言葉は忘れてしまってください。
ではこれらの表現はどのようにすればいいのでしょうか。

現在完了形の継続について

現在完了形の「継続」は、今もその状態が続いているということです。
例えば「2年間ずっと日本に住んでいる」といった文章です。


2年間ずっと日本に住んでいる。
I have lived in Japan for two years.


この場合、今も日本に住んでいるということが大切です。

今回、liveという動詞は「住む」という意味で使っていますが、「住む」は期間が必要な動詞になりますので「継続」の意味になります。

現在完了形の経験について

現在完了形の経験は「〜したことがある」と日本語によく訳されています。
「私はアメリカに行ったことがある」といった文です。


私はアメリカに行ったことがある
I have been to United States.


have been toで「行ったことがある」という意味になります。
またhave going toでは「行ってしまった」という意味になってしまいます。

現在完了形の完了について

現在完了形の完了は「〜したところだ」という日本語に訳されます。
「ちょうど彼に会ったところだ」といった文章に使われます。


ちょうど彼に会ったところだ。
I have just met him.


justというのは「ちょうど〜」という意味の単語です。

用法の見分け方

現在完了形には3つの用法がありますが、これはどのように見分ければいいのでしょうか。
それは文中の単語に注目してください。

I have lived in Japan for two years.

これは後ろに「二年間」とついています。
つまり長い期間を表しています。

答えを行ってしまえば、forは継続でよく使われる言葉になります。

同じように、それぞれの用法ごとによく使われるものがありますので紹介します。

継続 for, since
経験 once, twice, before, ever, never
完了 just, already, now, today, yet

まとめ

現在完了形は「継続」「経験」「完了」3つの用法があります。

注意したいのは、現在完了形という言葉です。
「現在、完了した形」ではありませんので、惑わされないように注意しましょう。

それぞれどれに当てはまるのかは、その文章の語句を見ると判断しやすいです。

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