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命令文の作り方。命令文にも色んなニュアンスがあるから注意!

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今回は命令文を学んでいきましょう。
命令文といっても「〜しろ」といった上から目線の命令ばかりではありません。

というのも命令文という名前から、「必ず上から目線の命令の意味になる」と勘違いしやすいので注意です。

命令文の作り方

動詞の原型を先頭に持ってくることで、命令文を作ることができます。
その場の雰囲気や口調などで、誘いだったり、お願いだったり、命令だったりします。


こっちにおいで。
Come here.

ボタンを押してください。
Press the button.

英語の勉強しなさい。
Study English.

静かに!
Be quiet!


ここで注意しておきたいのは、be動詞( is, am, are )の原型はbeです。
quietは「静かな」という状態を表す単語なので、be動詞の原型を最初につけることで「静かにしろ」という命令文になります。

pleaseを使った言い方

またpleaseをつけることで、柔らかい言い回しの表現ができます。


助けてください。
Please help me.


しかし、pleaseは頼むときにのみ使えるものなので、「Study English.(英語の勉強しなさい。)」のようなものは使えません。
もしも「Please study English.」としてしまうと「お願いだから英語を勉強して」というような意味になってしまいます。勉強は自分のためにするものですので、よく分からない文章になってしまいます。

否定形の命令文

「〜しないで」というような、否定形の命令文もあります。
否定形の命令文は、最初にdon’tをつけます。


私に触らないで!
Don’t touch me!

恥ずかしがるな。
Don’t be shy.


まとめ

命令文は決して「〜しろ」という上から目線の命令だけではありません。

命令文を作る時は、文の先頭に動詞の原型を持ってきます。また、先頭にPleaseをつけると、丁寧な表現になります。しかしこのPleaseは相手にお願いする時のみ使うことができます。

 

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