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疑問文の使い方。be動詞もしくはDoを使った疑問文の作り方

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今回は疑問文を学習します。
疑問文は「〜ですか?」というように問いかける文のことです。

疑問文には大きく分けて2種類があります。
「はい、いいえ」で答えられる疑問文と、答えられない疑問文です。

では、詳しく見ていきましょう。

疑問文の作り方

疑問文には大きく分けて2種類あります。
1つは「はい、いいえ」で答えられる疑問文で、例えば「あなたはカレーが好きですか?」といったものです。
この形の疑問文にはbe動詞Doをつかいます。

もう1つは「はい、いいえ」では答えられない疑問文です。
例えば「あなたの好きは食べ物はなんですか?」といったものです。
この形の疑問文には疑問詞と呼ばれるものを使います。

では、これらの疑問文の作り方を詳しく見ていきましょう。

be動詞による疑問文

まずはbe動詞を使った疑問文の作り方を紹介していきます。
be動詞の疑問文の作り方は、主語とbe動詞入れ替え、最後に「?」を付けるだけです。


これはコンピュータです。
This is a computer.

これはコンピュータですか?
Is this a computer?


さらにbe動詞による疑問文は「はい、いいえ」で答えることができます。
「はい」の場合は「Yes, it is」、「いいえ」の場合は「No, it isn’t」と答えます。

R

R

Is this a computer?
(これはコンピュータですか?)

りこ

りこ

Yes, it is.
(はい、そうです。)

R

R

Is this your computer?
(これはあなたのコンピュータですか?)

りこ

りこ

No, it isn’t.
(いいえ、違います。)

 

一般動詞による疑問文

次に一般動詞による疑問文を紹介します。
一般動詞で現在形の疑問文にはDoを使います。


あなたは野球をしますか?
Do you play baseball?


もしも主語が三人称単数で現在形の場合はDoesをつかいます。


彼は野球をしますか?
Does he play baseball?


一般動詞による疑問文もbe動詞と同様に「はい、いいえ」で答えることができます。
以下のように答えます。

R

R

Do you play baseball?
(あなたは野球をしますか?)

りこ

りこ

Yes, I do.
(はい、します。)

R

R

Do you play soccer?
(あなたはサッカーをしますか?)

りこ

りこ

No, I don’t.
(いいえ、しません。)

疑問詞

疑問詞は「はい、いいえ」で答えられない疑問文に使います。

「What(なに)」「Where(どこ)」「Which(どちら、どの)」「When(いつ)」「Who(誰)」「Whose(誰の)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」

上の7つの疑問詞を覚えていきます。

疑問詞は「be動詞や一般動詞の疑問文では足りない意味を補う」と考えてください。
なので、まずbe動詞や一般動詞の疑問文を作り、そこに疑問詞をくっつけると考えると分かりやすいです。

What(なに)

Whatは「なに」という意味です。

例えば「あなたが今していること」を尋ねたいとします。

まずはbe動詞を使って疑問文を作ってみます。
すると「Are you doing ○○?(○○してますか?)」となりますね。

もし「Are you doing ○○?(○○してますか?)」と聞かれ、○○が聞き取れなかったとします。
まず「何を?」と思うでしょう。

つまりこの文章に足りないのは「何を?」を表す疑問詞です。それがwhatです。
なので先ほどの文章の○○を消して、その代わりに頭にwhatをつけてあげます。


何をしているの?
What are you doing?

これは何?
What is this?


Where(どこ)

Whereは「どこ」という意味です。
先ほどのように考えます。

「太郎がどこか」を知りたいとします。
まずはbe動詞を使って、太郎の場所を○○として疑問文を作ってみましょう。

「Is Taro in(at) ○○?(○○に太郎はいますか?)」と聞かれました。
「どこ?」って思いますね。

in(at) ○○は消して、代わりに「どこ」を意味するwhereを先頭に入れます。


太郎はどこですか?
Where is Taro?

出身はどこですか?
Where are you from?


Which(どちら、どの)

Whichは「どちら、どの」を意味します。
先ほどのように考えます。

例えば「どのお菓子が好きか」を尋ねたいとします。
この場合は「好き」という動詞なので、まずは一般動詞の疑問文を作ってみましょう。

では、ポテチからチョコレートまで、いろんな種類のお菓子が入った箱を持ってきて「Do you like ○○?(○○は好きですか?)」と聞かれたらどう思いますか?
「どれが?」と思いますね。
つまり足りないのは「どれ」を意味するwhichという疑問詞になります。もちろん○○は消します。


どれが好きですか?
Which do you like?


When(いつ)

Whenは「いつ」という意味です。
先ほどと同じように考えてみましょう。

例えば「彼の誕生日」について知りたいとします。
ではまずbe動詞を使った疑問文を作ってみます。いつなのかを表す部分は〇〇で表現します。

「Is his birthday 〇〇?(彼の誕生日は〇〇ですか?)」と聞かれたらどう思いますか?

まず、「いつが?」と思うでしょう。
この文章に足りないのは「いつ」という疑問詞です。なのでwhenを使います。


彼の誕生日はいつですか?
When is his birthday?

いつ英語の勉強をしますか?
When do you study English?


Who(だれ)

Whoは「だれ」という意味です。

先ほどとほぼ同じですが「太郎とは誰か」を知りたいとします。
〇〇とbe動詞で疑問文を作ると「Is Taro 〇〇?(太郎は〇〇ですか?)」となります。

ちょっと分かりにくいですが、〇〇に「だれ」を入れれば納得できると思います。

「だれ」を表すwhoを先頭に入れ、〇〇を消します。


太郎ってだれ?
Who is Taro?

あなたはだれ?
Who are you?


Whose(だれの)

Whoseは「だれの」を意味します。

例えばペンを拾って、誰のものか分からなかったとします。

先ほどのようにbe動詞と〇〇を使って疑問文を作ります。
「Is this 〇〇’s pen?」は「これは〇〇のペンですか?」という意味になります。

「〇〇’s pen」はひとまとまりなので、この〇〇’s「だれの」を意味するwhoseに置き換え、penと一緒に先頭に持っていきます。


誰のペンですか?
Whose pen is this?


Why(なぜ)

「あなたはなぜ英語を勉強するの?」を英語にしてみましょう。

まずは〇〇をつかって一般動詞の疑問文をつくりたいです。
「あなたは〇〇のために勉強するのですか?」という文章にしたいのですが「〜のために」って英語がちょっと難しいですね。

そこで「〜のために」を省いて、「あなたは勉強するのですか?」という疑問文にします。
「なぜ?」 + 「あなたは勉強するのですか?」 = 「あなたはなぜ英語を勉強するの?」だからです。

「あなたは勉強するのですか?」は「Do you study English?」となります。
先頭に「なぜ」を表すwhyをくっつけて完成です。


なぜ英語の勉強をするのですか?
Why do you study English?


How(どのように、どれぐらい)

「あなたはどのように英語の勉強をしますか?」という英文を作ってみましょう。

まず〇〇を使って、一般動詞の疑問文を作りたいです。
すると「〇〇のこのようにして、英語の勉強をしたいのですか?」というかなり難しい疑問文を作る必要がでてきてしまいます。

なのでwhyの時と同じ、足し算の考えで作りましょう。
「how(どのように?)」 + 「Do you study English(あなたは勉強するのですか?)」 = 「How do you study English?(どのように英語の勉強しますか?)」となります。


どのように英語の勉強しますか?
How do you study English?


まとめ

今回は疑問文について学びました。

疑問文には「はい、いいえ」で答えられるものと、答えられないものがあります。
答えられないものは疑問詞を使って表します。

「はい、いいえ」で答えられない疑問文は、「はい、いいえ」で答えられる疑問文に疑問詞を付け加えて考えると分かりやすいです。

知りたい部分(分からない部分)を〇〇で表現して、それを疑問詞に置き換えて考えましょう。

 

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