今回は一般動詞について学んでいきましょう。
一般動詞はbe動詞以外の動詞のことをいいます。
be動詞は「〜に存在する」の意味を示すというのは前回学びましたが、一般動詞はまた違った意味になります。
では詳しく見ていきましょう。
一般動詞とは?
一般動詞はbe動詞以外の動詞を指します。
例えば「持っている」「起きる」「使う」といったものです。
以下がその例文です。
私は本を持っている。
I have a book.
私は朝起きる。
I wake up in the morning.
私はパソコンを使う。
I use a computer.
しかし動詞といっても最後がウ行で終わるものとは限りません。
例えばlikeなどがその例です。
私は本が好きだ。
I like books.
この場合「〜を好む」とすると、感覚的に動詞だと分かると思います。
likeのような動詞を、「状態を表す動詞」というふうによく言われます。
一般動詞の種類
一般動詞は大きく2つに分けることができます。
動作を表す動詞と状態を表す動詞です。
先ほど紹介したuse(使う)、speak(話す)、play(遊ぶ)などは、動作を表す動詞です。
またhave(持っている)、like(好き)、want(欲しい)などは、状態を表す動詞です。
動作を表す動詞 | walk(歩く) | go(行く) | use(使う) | play(遊ぶ) |
---|---|---|---|---|
run(走る) | eat(食べる) | watch(見る) | start(始める) | |
状態を表す動詞 | like(好きである) | have(持っている) | want(欲しいと思う) | wish(願う) |
know(知っている) | live(住んでいる) | believe(信じている) | feel(感じる) |
状態を表す動詞にはついbe動詞をつけてしまいそうになりますが、必要ありませんので注意です。
「I am like cats.」ではなく「I like cats.」となります。
一般動詞を使った文章の組み立て方
一般動詞を使った文章は「主語 + 動詞 + 目的語」が基本となります。
「私はコンピュータを使う」と言いたい場合、英語の語順は「私は、使う、コンピュータを」という順番になります。
私はパソコンを使う。
I use a computer.
もちろんそれ以外の並び方もありますが、それは別の記事で解説していこうと思います。
「s」「es」が動詞につく場合
動詞には「s」や「es」がつく場合があります。
それは主語が三人称単数の現在形の場合です。
三人称単数というのは、「彼」や「彼女」といったものです。
彼はパソコンを使う。
He uses a computer.
彼女は店に行く。
She goes to the store.
sをつけるかesをつけるかは単語によって変わるので、覚える必要があります。
また、動詞の終わりが「子音 + y」で終わる場合は、yをiに変えて「es」をつけます。
彼は英語の勉強をする。
He studies English.
同じyでも「母音 + y」で終わる場合は、yをiに変える必要はありません。
彼はピアノを弾く。
He plays the piano.
また別の形になってしまう動詞もあります。
彼は本を持っている。
He has a book.
まとめ
まず、一般動詞はbe動詞以外の動詞のことです。
文章の順序は日本語と異なるので、まずは基本となる「主語 + 動詞 + 目的語」の順番を覚えましょう。
動詞には「動作を表す動詞」と「状態を表す動詞」があります。
さらに主語によってsをつけるなど、動詞のかたちが変わる場合があります。